赤紫の独白・・・カープ時々サンフレ

片や「エースと4番が退団した」赤ヘルカープ・・・片や「戦力的にあってはならなかった屈辱のJ2落ち」の紫サンフレ・・・ 快適な目覚めを忘れた広島人のブログ

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★VS横浜4回戦「カープは不治の病に冒されているのではないか?」

巷では「鯉のぼり」をあちこちで見かけるようになりましたが、
こちらは鯉は鯉でも「鯉の滝すべり」といったところか?

ようやく東京ヤクルト相手に一応「いい形」で勝利し、
勇んで乗り込んだ横スタで待っていたのは、
巨人に3タテ喰らって5連敗と意気消沈しているはずが
「広島相手なら連敗止められる」とばかりに
勝利への執念を見せる「最下位」ベイスターズでした。


横浜―広島4回戦(2勝2敗、18時、横浜、12362人)

広 島011000000―2
横 浜01000020X―3

▽勝 マットホワイト8試合1勝2S
▽S 川村1試合1S
▽敗 ルイス6試合3勝3敗
▽本塁打 栗原2号(1)(ウッド)天谷2号(1)(ウッド)


先発にルイス投手を立て、しかも4番栗原の先制ホーマーという
最高のスタートを切ったはずのカープでしたが、
やはり以前から感じている「一気にたたみ掛ける迫力不足」から
相手に付き合ってる間に苦手な接戦に持ち込まれた時点で
「勝負あり」だったのでしょう。

しかも同点に追いつかれた直後に
ムードメーカーの天谷選手の勝ち越しHRまで飛び出し、
流れを完全に手中にしていたにもかかわらず、
4回の攻撃で一気にたたみ掛ける事ができなかったのが
第一の敗因でしょう。

それでも、チャンスをつぶした4回裏のルイス投手は、
攻撃陣の奮起を促すかのごとく3者連続三振で締め、
横浜に引導を渡したかに見えたのですが・・・。

ルイス投手の攻撃陣を叱咤するかのごとく投球に
さすがの攻撃陣も応えようとした5回の攻撃。

一見すると「奇妙に映るスタメン」が、
実はブラウン監督の描いたシナリオ通りにハマりかけた
8番赤松の内野安打からすかさず盗塁に犠打で送った
1死3塁のチャンスで前打席で勝ち越し本塁打の天谷選手、
迷わず初球から打っていった打球・・・。

これが「普通のチーム」なら追加点となるタイムリーとなり、
一気にたたみ掛けて試合を決められるはずなのに、
あの打球がスーパープレーでアウトに掏り返られる・・・。

あそこまでハマったら、
普通シナリオ通りの結果が出るものですが、
野球の神様に「勝ちたい気持ち」が伝わっていないから、
ああいう一見すると「不運」と思える結果しか出ない。

残念ながら、現状のカープの勢いの無さ、迫力不足・・・
決して不運なんかじゃなく、勝利への執念が足りない分だけ、
相手の必死さに屈するのだ
と痛感しました。

ああいう決定的なチャンスを逃がしてしまうと、
流れも何も全て持っていかれてしまうのは当然で、
ルイス投手がいくらマウンド上で独り闘争心をかきたてても、
一旦そっぽを向いた勝利の女神は振り返ってくれない、
その結果が7回裏の逆転につながったと感じています。

>やり場のない怒りに、ルイスがマウンド上で
>何度も大声を発して表情をゆがめた。
>七回、野選と併殺崩れ。あっけない形で2点を失った。
>「ボール自体はよかったし、アウトに取れると思ったが取れなかった。
>はっきり言ってきつい」。
>負けた現実を受け入れがたかった。


痛々しいまでのルイス投手の悲痛な叫び声が聴こえてきそうで、
見ているだけで切ない気分にさせられます。
4/25 中国新聞 ルイス
ルイス報われぬ111球−中国新聞

梵選手の野選も責められる内容ではないでしょう。
「1点やって同点でもいい」という余裕の無さ、
「追いつかれたくない」という焦り、
弱いチーム、点の取れないチームならではのプレーでしょう。

そして1死満塁でルイス投手が狙い通りの投球で
注文通りの内野ゴロを打たせたにもかかわらず、
それがまたも梵選手の所へ飛ぶのも必然なのでしょう。
そして、併殺崩れで逆転を許す事になる・・・。

こういうのを「弱り目にたたり目」とでも言うのか、
体調は回復してもメンタル面で弱さを引きずっている分、
勝負所で打順が回ってきたり判断の難しい打球が来るのでしょう。


「狙い通りなのに結果は思い通りにならず勝ち越された」
ルイス投手にしてみれば、叫びたくもなるでしょうが、
一方では、攻撃陣との信頼関係は崩壊しつつある、
「あと2回の攻撃で1点のビハインドは重い」という
認識の表れだと見ました。

それでも、相手も「死に馬」横浜ですのでどっちもどっちで、
横浜も流れをしっかりと手中にする事ができない。
それが8回表の攻撃にも顕著に現れたようで、
前田智選手を代打で送れたところまでは五分五分でしたが、
まぁ、前田智選手が三振に倒れたのでは仕方がありません。
やはり、5回にそっぽを向いた勝利の女神様は、
最後まで振り向いてはくれなかったという事でしょう。

それもこれも全て「チームが弱いから」導き出される結果で、
「弱いから結果が出ない」のではなく、
「勝利への執念が足りない」から結果が伴わない、
あるいは「自信の無さ」かも知れませんが、
いずれにせよ、現状のカープの弱さの元凶は、
首脳陣が再三指摘するとおり「メンタル面」にあるようです。

自分は「メンタル面の問題」と言えば、
「集中力の欠如」「自信の無さ」「力み」といった
選手個人の問題と捉えてましたが、
今日の試合を見て「チーム全体が病んでいる」と感じました。

というか、「つながらない打線」「踏ん張れない先発陣」といい、
「投手が打たれた時は打線が援護する」といった
投打の噛み合いの欠如といい、
「勝利という目標へチームが一丸となって立ち向かう」という一体感や
「何としても勝つ」という強い気持ちが
見る側に一向に伝わってこないのは「病んでいる」としか思えません。

これを世間で言う「負け犬根性」というのでしょうか?

情けない事に我がカープには、
亡き津田投手が遺してくれた「弱気は最大の敵」という言葉、
そして、ルイス投手という「身を持って示している」先導役が
いるにもかかわらず、他の選手になかなか響かない現実。

実はカープを蝕む病巣は、想像以上に根深く、
チームの根底を成すチームスピリッツまで冒されてるとしたら、
指揮官と言えども、メスが入れられない危機的状況なのかも・・・。

カープは不治の病に冒されているのではないか?
本気で心配になってきました・・・。

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