赤紫の独白・・・カープ時々サンフレ

≫ 200805

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交流戦最大の難関に挑む「北上遠征」で望むこと

カープは、パリーグ2位、3位にして交流戦首位を走る
「楽天、日ハム」に挑むべく北上遠征中。

今年の交流戦は1カード2連戦と短縮された分、
初戦を落とすと「良くて5分」にしか持ち込めない訳で、
初戦を勝つ重要性が一段と増した気がしますので、
初戦必勝モードでいきたいところ。

ここまで交流戦を5勝3敗と勝ち越してるとはいえ、
両チームともホームで無類の強さを発揮する上に
「エース」の登板が予想されることから、
両チームとの対戦は、交流戦最大の難関となりそうです。

打線がしぶとさを発揮できるようになって、
ようやく借金2という所まで漕ぎ付けましたが、
相手が相手だけに「借金完済しての帰広」とは、
さすがに虫が良過ぎる希望でしょうね。

この交流戦最大の難所に挑むにあたっての
指揮官の思惑は?と言うと
広島が打撃重視で岩隈攻略へ−日刊スポーツ
喜田、三塁争いリード 長打力に魅力

楽天戦の初戦は、「左のエース」建さんで問題ないが、
以降の先発投手は篠田投手にせよ大島投手にせよ
手離しで見ていられるほどの信頼性に乏しいため、
攻撃陣の援護無くして勝機を見出すのは難しいという事か。

シーボル選手が右肩負傷による登録抹消とはいえ、
この場に及んで未だ「サードの穴埋め」に悩まされるとは、
改めて「前4番の存在の大きさ」を痛感させられる事態ですが、
打撃優先とはいえ、喜田剛のサードでは不安が先に立ちます。

5/30 中国新聞 喜田剛

「策士」野村監督率いる楽天だけに、
「内野の穴」をすんなりと見逃してくれるとは到底思えず、
そうそう大量得点が望めそうも無い展開が予想される分、
つまらないエラーや連携ミスでの失点は避けたいところだし、
せっかくのDH制での試合という事もあるので、
個人的には「サード小窪」で心配の種を少なくした上で、
DHで喜田剛選手を見てみたい気がします。

もっともDHには、嶋選手が有力な気もしますが・・・。

栗原、東出、梵、小窪という内野陣は、
小粒ながらも好守でいいリズムを作り出せる布陣なので、
そのあたりに期待したい気がします。

どうも「長打力で打ち勝つ」路線は、昨年の焼き直しのようで
「打線は水物」の例えどおり、イマイチ信用し切れないので、
少なくとも守り位はじっくり固めて「自壊」の種は取り除いた上で、
「しぶとく粘ってつなぐ」野球を目指して欲しいのですが、
こういう野球は相手の方が1枚も2枚も上手だったりして・・・。

いずれにせよ、相手の胸を借りるつもりで
「当って砕ける」覚悟で挑む、そんな「ひたむきさ」を見せてほしいです。


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☆西武2回戦「チームに覇気をもたらすルイス効果による勝利」

昨日のマズい敗戦がよほど応えたのか?
今日はカープにしては珍しく選手の気持ちが表に出た試合でした。

そもそも、相手はパリーグ首位を走るライオンズだけに、
Bクラスのカープとしては「胸を借りる」立場だったにもかかわらず、
昨日は、余りにも「挑む」姿勢が足りなかっただけの事。

先発ルイス投手は、いつもに増して初回から飛ばしていたし、
栗原選手は、昨日の「敗戦野手」の汚名返上とばかりに
無理矢理積極的に打ちにいっていたようだし、
2−1という「次の1点を取った方が勝つ」試合展開で、
チャンスに遊ゴロ打たされた石原選手のヘッドスライディング。

「勝ちたい」「打ちたい」「1点取りたい」という気持ちが
見る側にも伝わってきて、
こういう「ひたむきさ」はプロに求めちゃいけないと思ってましたが
やはり赤ヘルカープには、強い相手に挑む姿がよく似合うし、
競った試合展開ではよく言われるように
最後は「勝ちたい気持ちの強い方が勝つ」、
正に首位に胸を借りるべく「当って砕けろ!」という
「これぞカープの伝統」といった泥臭さを感じさせる試合でした。

チーム状態がいいから前向きな気持ちでプレーできるのか?
「勝ちたい」という気持ちがチーム内で共有できるようになって
調子が上向きになっているのか?よく解りませんが、
今日のような試合ができてる間は、浮上の目が有ると思います。



◇交流戦 広島―西武2回戦(1勝1敗、18時1分、広島、15267人)

西 武000010000―1 
広 島00020100X―3 

▽勝 ルイス12試合7勝4敗
▽S 永川13試合2勝6S

▽敗 涌井11試合5勝4敗

▽本塁打 ボカチカ11号(1)(ルイス)



先発したルイス投手は、立ち上がりに難がある点を意識して、
ここ2戦でしっかりと修正してきたようで実にクレバーですね。

既に二ケタ本塁打をマークしている西武の打者が
自信満々に思い切り良く振ってくるのを逆手に取っての
7回10奪三振で7勝目。
先発陣の誤算が相次ぐ中で正に「大車輪」の活躍に
たとえ外国人であっても「エース」と呼ぶにふさわしい投球でした。

5/29 中国新聞 ルイス
ルイス7勝、セ界トップ 今季2度目の2ケタ奪三振ー中国新聞

何より、あれだけ闘争心剥きだしに打者に立ち向かう姿を
マウンド上で見せられては、野手陣も奮起しない訳にいきませんし、
これまでの安定した投球内容でルイス投手に対する信頼感が
確固たるものとなって、
野手陣を「今日は勝てる」という気にさせている、
そういった意味で真面目でおとなしい選手が多いとされる反面、
10年連続Bクラスに沈む過程で培われた「負け犬根性」が
なかなか抜けなかったチームにあって、
外国人ながら「精神面でもエース」と呼ぶにふさわしい存在に
なっているのでは?と思います。

「何とか生きて1点取りたい」という石原選手のヘッドスライディングも
ルイス投手が投げていればこそのプレーだったのかも知れません。

今日はバッテリーの気迫勝ちといったところでしょうか?

後を継いだシュルツ−永川のリレーも危なげなく決まって、
マーティ好みの「パワーアーム」による「勝利の方程式」完成
といったところでしょうか。
シュルツ投手はともかく、永川投手は「守護神完全復活」ですかね?
今日も真っ直ぐも来てたし、フォークもストライクとボールの使い分けが
しっかりとできていて、制球難の気配すら感じさせない内容でした。
何より気持ちと自信が完全復活しているようなので、
しばらくは安心して見ていられそうです。

攻撃陣では、相変わらずチャンスを活かしきれない面もありましたが、
栗原、前田智という俊足でもない両選手による連続三塁打とは、
何とも貴重なものを目撃したようですが、
梵選手の2死からのタイムリーも効果てき面だったように思います。

5/29 共同通信 前田智

首位西武とのエース対決を制して、何とか1勝1敗の五分に持ち込んで、
借金2で北への遠征に出向く事になりましたが、
いずれもホームに強いばかりでなく、
勢いに優る楽天に競り合いに強い日ハムというAクラスとの4連戦だけに
何とか「一つでも借金減らして広島に帰ってくればよし」でしょうが、
カープにとっては厳しい戦いが予想されるだけに
胸を借りるつもりで気持ちで負けないように
「当って砕ける」覚悟で挑んでもらいたいです。


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★対西武1回戦「仏の顔も3度まで・・・」

鬼門だったはずの交流戦を勝ち越せているのは、
偏に「下位球団ばかりとの対戦」という日程の賜物だったか・・・。

4連勝とはいえ、5位6位に低迷してる相手だけに
単に「取りこぼし」しなかっただけで、
今日からの首位西武との対戦で真価を問われるところでしたが、
結果はペナントレース時のお家芸復活しての惨敗・・・。

スコアだけ見れば「惜敗」の部類に入るのだろうが、
余りにも内容が悪過ぎます。

広島―西武1回戦(西武1勝、18時、福山、7041人)

西 武001013000―5
広 島010000020―3

▽勝 石井一10試合6勝2敗
▽S グラマン20試合1勝1敗11S
▽敗 大島4試合2敗

▽本塁打 中村10号(3)(林)

そもそもスタメン発表で5番梵を見た瞬間に、
一瞬我が目を疑ってしまい、もう一度見直した際に
思わず口をついて出てしまった「なぜだ!」の一言。

「左投手には右打者」という小学生の野球レベル並みの思い込み、
今更どうこう言っても「頑固者で愚か者」の指揮官には通じないが、
シーボル選手でも廣瀬選手でもなく
「なぜ梵選手なんだ?」という疑問に対して、
マーティはどんな回答を持ち合わせているのだろうか?


スタメンで最低打率の選手が5番では、
相手投手を驚かす事はできても、警戒心を抱かせる事は無理で、
これでは、いくら好調な栗原選手といえど、裸にされたも同然・・・
と嫌な予感がするにはしたのですが・・・。

4連勝の勢いそのままに、先制もしたし、
逆転された後も再三「満塁」までチャンスを拡大しながら、
2三振と前に飛ばす事もできなかったアレックス選手に
3打席全て内野ゴロ、内2打席は投手ゴロ併殺打の栗原選手。

「ベテラン石井一投手の術中にハマった」だけならともかく、
8回に2点返して迎えた9回は、流れも味方していたはずなのに、
同じように三振にピーゴロ併殺打とは一体どういう事なのか?

5/28 中国新聞 栗原
4番栗原、湿るバット 4連勝でストップ−中国新聞

これまでの下位球団と違って、本塁打ばかりに目が奪われがちだが、
伊達に首位を走っている訳ではない西武の強さなのか?

「あと1本」を許さないから首位に立っているとすれば、
あそこまで追い詰めながら「あと1本」が打てなかったカープは、
首位はおろかAクラスを争う資格すらないという事か。

正に「弱い者いじめ」しかできない事を自ら証明してみせた訳で、
首位チーム相手に胸を借りるにあたっては、
4連勝の勢いそのままに正攻法で「当って砕ける」と思いきや、
何か「セコイ策に溺れて、自軍の調子も狂わせてしまった」ようで、
今日ばかりは、マーティの頭を叩き割って除いてみたいです。

先発した大島投手は、強力な西武打線相手に5回4安打2失点と
「ローテの谷間」埋めて余りある投球でした。

5/28 中国新聞 大島
大島、「先発の谷間」埋めるか−中国新聞

確かに今日も無四球と制球面で成長の跡がうかがえたし、
何より強力な西武打線相手に「挑む気持ち」が感じられ、
失点はしても大崩れしそうに見えなかった分、
「早目に打線が援護できていれば・・・」と悔やまれる訳で、
勝たせてやりたかったですが、
やはり、今日はアレックス、栗原に尽きるという事でしょう。

その大島投手の後だっただけに、
林投手の逃げようとあがいた末の3ランにはがっかりでした。
気持ちが逃げていては西部打線の思うつぼだったでしょうに・・・。

後を継いだ同タイプの梅津投手がいい投球だっただけに、
余計に「継投ミス」のように感じられてなりません。

それでも、8回に1ヒットで2点を返し、
9回もお得意の代打攻勢でこの試合3度目の無死満塁と
「悪くても同点」という所まで追い詰めた時点で、
「3度目の正直」で「今度こそ」と思いましたし、
打線の粘り自体は「本物」かもしれません。

2点差で無死満塁だったら、
普通の野球ができれば、かなりの確率で同点にできたはずですから。

せっかく4連勝で得た勢いも流れも手放しかねない今日の敗戦。
今となって気になるのは「仏の顔も3度まで」というヤツで、
これだけ満塁のチャンスを逃し続ければ勝利の女神もそっぽを向いて、
「次のチャンスはしばらく巡ってこないのでは?」と本気で心配です。

ここは一つ「責任払い」って事で、
女神様の怒りは、栗原選手独りに償ってもらいましょう。
それが「4番を張る」者の宿命というものでしょう。

明日はルイス投手の先発が予想されますが、
流れ的には「雨天中止」で仕切り直した方がいい気がします。

次節で、これまた好調な楽天の本拠地に乗り込むにあたって、
ルイス、建さんの必勝リレーで再度連勝モード昇格期した方が
今日の敗戦の尾を引かない気がします。

最後に、キャンプ早々のリタイヤでマーティの怒りを買って、
ここまで徹底的に干され続けた末に
念願の1軍復帰戦で先制タイムリー含む2安打を放った姿に
「出場できる喜びと指揮官に対する意地」を感じさせてくれた廣瀬選手。

「お帰りなさい。首を長くして待ってましたよ!」

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☆対千葉ロッテ2回戦「これぞALL−IN!新生カープの快心劇」

昨日は20日ぶりの地元ファンに対する凱旋試合ともいうべき、
最高のシナリオでの逆転勝ちで3連勝と勢いを加速したカープ。

「鬼門の交流戦で天敵千葉ロッテとの対戦」とは過去の話にすべく、
今日の試合は真価が問われる重要な試合でしたが、
マーティは、スタメンから仕掛けてきたのには驚きました。

これまでも目を覆わんばかりの不振に喘いでも、
なかなか手をつけようとしなかったシーボル選手のスタメン外し。
昨日も独り「蚊帳の外」でしたので、さすがに「休養」与えたのでしょうが、
交流戦に入ってからマーティの采配が明らかに変わったのと同じく、
「何か変化が生じた」事は間違いなさそうですが、
皮肉な事に昨日以上に打線がつながりを見せて連夜の逆転勝ち。

5/26 サンスポ.com ハイタッチ
広島・ブラウン監督、4勝2敗で上々の滑り出しにご機嫌−サンスポ.com

広島―ロッテ2回戦(広島2勝、18時、広島、18131人)

ロッテ012100000―4
広 島20004200X―8

▽勝 大竹10試合2勝6敗
▽敗 根本20試合3敗

▽本塁打 今江4号(1)(大竹)里崎3号(2)(大竹)

気が付けばチーム打率は.268と阪神と並んでリーグトップ、
看板倒れを指摘されていた盗塁数も27個でリーグ2位に浮上、
つい先日までぶっちぎりで最下位だった得点数も
ヤクルトを抜いて横浜と並ぶところまで追いつきました。

正に攻撃陣が奮起しての4連勝ですが、
今日も昨日の勢いそのままに初回から2点を先行したのですが・・・。

肝心の先発、大竹投手が相変わらずの独り相撲というか、
自分で自分をコントロールできないままに失点を重ね、
5回4失点でマウンドを降りる体たらく。

「勝てない焦り」がそうさせるのか?
勢いに乗るチームにあって、唯一人マウンド上で
失点を重ねる度に怪訝な表情を浮かべる姿を見れば、
勝利の女神が振り向くどころか疫病神を自ら招き入れてるようで
とても「エース」と見込まれ開幕投手任された面影はなく、
かつての大竹投手に戻ってる印象を受けました。

何か「おどおど」して、余裕や自信のかけらも窺えない分、
少々の投球をしても易々と捕まってしまうようで、
打者との勝負以前の問題のように感じられました。

開幕のマウンドで見せた自覚や自信をどこへ置き忘れたのか?
昨年まで見続けた背番号15の後姿から得たものはどうした?

と聞きたくなるくらい、何か情けないにも程があります。

「勝てない焦り」が原因であってほしい、
もしそうなら、今日の「チームが一丸となって勝たせてもらった2勝目」
が薬となって、次回はもっと大胆に攻める投球ができるかもしれない。

仮にも「エース」と見込まれ開幕投手を任された先発陣の柱だけに
攻撃陣やリリーフ陣に助けられた事を意気に感じるくらいの
気概をもってマウンドに上がってほしい、
一にも二にも「精神面での成長」を願うばかりです。

一方の攻撃陣は、5回の攻撃に見られたように
つなぐ意識が共有されて、たたみ掛ける攻撃ができています。
栗原選手のどん詰まりのタイムリーといい、
前田智選手の気持ちだけで外野まで持っていった犠飛といい、
2死からダメ押しの4点目を叩き出した梵選手といい、
正に「打線」として機能しています。

5/26 中国新聞 栗原
五回に4点 連夜の逆転で4連勝−中国新聞


チーム全体に一気にたたみ掛ける勢いが感じられ、
その一体感が現れたのが7回表のピンチでの牽制プレーで、
投打のリズムが噛み合ってこそ、
日頃、練習を積み重ねた成果が試合で実践されたように感じます。

5/25 中国新聞 梵

何より、昨日の勝利はベテラン3人の一振りばかり目立ちましたが、
今日は「誰のどのプレー」と挙げようにも枚挙にいとまなく、
打てないまでも梵選手や赤松選手が守備面でいいプレーする等
出場選手が各々の仕事をきっちりこなしての勝利だけに
正に「チーム一丸となって勝ち取った」ところに
昨日以上に価値を見出す事ができると思います。

昨日のように「派手さ」はなくとも、
現状のカープの身の丈に合った投打共に「しぶとくつないで」の勝利。
これぞ「ALL−IN!激!」新生カープの快心の勝利でしょう。

ただ、オリックスといい千葉ロッテといい、
パリーグの最下位争いに甘んじている絶不調に助けられた面も否めず、
ここまでの3カードがパリーグのBクラスとの対戦に過ぎず、
次節以降、パリーグ上位の西武、楽天、日ハムとの対戦で
「単に相手に恵まれただけ」か勢いの真価が問われます。

正直、今が「天」という気がしないでもないですが、
それほど劇的にチーム状態が変わっている手応えだけは、
感じられる連夜の逆転勝ちによる4連勝、
この勢いでもって、次節の対西武戦に胸を借りたいですね。


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☆対千葉ロッテ1回戦「20日ぶり地元帰還のこの上ないファンサービス」

20日ぶりのご帰還に「お帰りなさい」と一声掛けたい
そんな気分での観戦でしたが、
選手の皆さんもそんなファンのお出迎えに応えたかったのか?
年に一度有るか無いかの逆転劇に感動も一入でした。

昨日も左腕用に先発出場果たしたものの3タコに終わり、
せっかくの出場機会だっただけに悔しさもあったでしょうが、
見事にそのうっぷんを一振りに込めてくれた緒方選手。

39歳兼任コーチとはいえ、まだまだ若いと思いつつも
上手さは認めても長打は期待できないと思ってただけに
150km右腕のアブレイユ投手を捕えての一撃は、
本人、チーム、ファンの全てが求めた満点回答だけに
至上の歓喜をもたらしました。

5/25 中国新聞 緒方
代打緒方が逆転弾 交流戦3連勝−中国新聞

広島―ロッテ1回戦(広島1勝、18時1分、広島、20767人)

ロッテ005010000―6
広 島00050002X―7

▽勝 シュルツ3試合1勝
▽S 永川12試合2勝5S

▽敗 アブレイユ19試合1勝2敗

▽本塁打 前田智4号(2)(久保)嶋1号(3)(久保)緒方1号(2)(アブレイユ)

鬼門の交流戦の中でも特にカモにされてきた千葉ロッテ、
昨オフに自慢のリリーフ陣が相次いでチームを離れ、
ここまで低迷しているとはいえ嫌な相手でした。

いくら「苦手意識の無い」新戦力が加わったにしても、
相手の「お得意さん」意識はしっかり残ってる訳で
案の定、先発したルーキー篠田投手が3回に
連打を浴びて5失点と炎上。

次の回に打順が回ってくる事を思えば続投止む無しですが、
いくら打線が上昇傾向とはいえ、正直「5点は取られ過ぎ」で、
回が早い分「次の1点をどちらが取るかがポイントか?」と
思ってはいましたが、まさか一挙同点のビッグイニングとは・・・
正直驚きました。

5/25 中国新聞 左連発

前田智選手の狙い済ました一振りはともかく、
代打に起用され、一振りで「求められた最高の結果」を出した
嶋選手も見事でしたが、
あの場面で「滅多に見られない代打同点本塁打」が飛び出すあたり、
3回5失点にもかかわらず黒星が消えた篠田投手の運なのか?
それとも千葉ロッテのチーム状態がそこまで「どん底」なのか?
いずれにせよ「負けられないドラマ」の幕開けを予感しました。

とはいえ、過去3年間脈々と培われてきた「カモ意識」だけに
千葉ロッテも簡単には引き下がらず、
直後の5回に登録されたばかりの青木勇投手が捕まって
あっさりと勝ち越し点を許してしまった際には、
がっくりしたものの、今江選手のバント失敗で1失点に凌ぎ、
「まだ流れを持っていかれていない」と気を取り直した直後の
5回裏1死1、2塁で栗原、前田智のチャンスを潰した際には、
「5回の攻防が明暗を分けてしまうのか」と意気消沈。

その後も中継ぎ陣が1人1イニングずつ仕事をしつつ、
打線の反撃を待つ展開だっただけに、
8回裏に飛び出した緒方選手の逆転2ランには、
「今日のドラマのシナリオ通り」と納得した気もしました。

年に一度有るか無いかの「カープのためのドラマ」の
締めくくりは、昨日に引き続き守護神永川投手でしたが、
ワンバウンドするフォークを振らせるなど圧巻の投球内容で、
「完全復活」を認める時が来たようです。

圧倒的な劣勢、それも苦手とした千葉ロッテ相手だけに
以前なら「覇気も感じられないまま淡々と負けていた」
であろう試合、それも2度も勝ち越しを許しながらの逆転勝ち。

最初のカードこそ2連敗を喫して
「今年も鬼門か」と思わせた交流戦ですが、
先のオリックス戦から明らかに風向きが変わってきました。

3本塁打、それも代打本塁打が2本での逆転勝ちは、
劇的ではあっても「カープ本来の得点パターンではない」分、
20日ぶりに地元に戻った「地元ファンへのサービス」程度に
認識しておいた方が間違いないでしょうが、
「勢いの無いチームにはできない芸当」なのも事実。

結局のところ「Bクラス球団相手には滅法強い」という
今年のカープのトレンド「弱い者いじめ」に過ぎないのだろうが、
それでも「お得意さん」にされてた相手を叩いたのは収穫で、
明日も「取りこぼし」の無いように今日の勢いを持続して欲しい。

何より、明日の先発は一番勢いに乗って欲しい大竹投手。
とうとう自らの借金がチームの借金を上回る「放蕩息子」と
化してしまっただけに、
チームの勝利以上に自らの勝利にこだわってほしいです。


そういえば、サンフレも地元に草津を迎えての1戦に
4試合連続の無失点で4連勝を決めた様子。

5/25 中国新聞 サンフレ
槙野決めた4連勝 4試合連続で無失点−中国新聞

これで今季5度目となる「赤紫丼」ですが、
前回に優るとも劣らない至上の味わいですねぇ、広島人としては。

J2で快調に首位を走るサンフレはともかく、
長期ロードから帰還早々に感動と興奮を与えてくれた
ブラウン監督以下選手の皆さんに「今日は本当にありがとう!」
と伝えたい気持ちで一杯です。


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☆対オリックス2回戦「各々の選手が役割を果たしての連勝」

突然の監督辞任劇で揺れるオリックス相手に、
左右のエースをぶつけてる訳ですから、
取りこぼしは許されない2連戦でしたが、
何とか目論見通り連勝で長期ロードを締めくくれました。

それも昨日、今日と栗原選手が先制点を叩きだし、
追加点の欲しい局面でアレックス選手が2ランを放つという
実に理想的な得点パターンで、
不振のオリックスにあって、共に4勝負け無しだった
小松、山本両投手を攻略しての連勝だけに
攻撃陣の頑張りは評価したいと思います。

5/24 中国新聞 アレックス
アレックス連日弾 交流戦2勝目−中国新聞

オリックス―広島2回戦(広島2勝、13時、京セラドーム大阪、22295人)

広   島100002010―4
オリックス000000201―3

▽勝 ルイス11試合6勝4敗
▽S 永川11試合2勝4S

▽敗 山本12試合4勝1敗

▽本塁打 アレックス7号(2)(山本)ローズ12号(2)(ルイス)


「低迷するオリックス相手に連勝したから」という訳でもないですが、
この2連戦はマーティの采配がかなり変わった印象を受けます。

昨日、今日と目指している「足を活かして自ら仕掛ける攻撃」が見られ、
栗原選手も盗塁を決めるなどカープ伝統の「走れる4番」が復活し、
今日の8回の攻撃に至っては、
先頭打者で2塁打を放った小窪選手を赤松選手が送って、
1球外された直後に東出選手がスクイズを決めるという
これまでのブラウン監督の采配にしては異例とも思える
「1点を取りにいく采配」が見られましたし、
9回も代走で出場の梵選手も2盗を決めるなど、
「仕掛けて揺さぶる采配」が目立ってきて見ていて楽しいし、
左投手先発にもかかわらず、東出、嶋両選手をスタメンで起用する等
「どういう風の吹き回し?」と聞きたくなる豹変ぶりですが、
ようやく、公約通りの采配が見られるようになりました。

特に左投手先発での起用に応えようとしたのか?
2番東出選手は、初回には通算100盗塁を決め、
8回のスクイズが決勝点となるなど全得点に絡んで
正に「打って良し、仕掛けて良し」の大活躍でした。
5/24 中国新聞 東出


「仕掛けた結果」の連勝なのかも知れないし、
あるいは、オリックス相手という事で余裕の采配が結果に結びついた
とも考えられますが、いずれにせよ、
以前のように「やみくもに強攻策でケース打撃を強いる」前に、
足を絡ませて、きっちりと得点圏に走者進める内容は、
「機動力野球」という目指す方向性を実感させてくれました。

こういう目指す野球が実践できてくるようだと、
得点力も上がって、勝機を見出す事が可能となってきそうです。

一方のルイス投手は、問題の立ち上がりをクリアして、
以後は期待通りの安定した投球でしたが、
9回は、球数は109球とはいえ疲れが出たのでしょう。
連打で無死1、2塁とされた時点での交代は仕方ないでしょう。

そして、後を継いだのは永川投手。
「守護神への返り咲き」へ今季初めて試練の登板となりましたが、
正直、敬遠策で満塁にした時には、
昨年までの「ストライクが取れない」イメージに
昨日の2失点がダブって「大丈夫かい」と不安を感じましたが、
制球面に手応えを感じていたのか、落ち着いた投球で
後続を断ち切り守護神復活」を印象付けてくれました。

何より昨年までと大きく違って見えたのは、
かつての「打てるもんなら打ってみい」という強気の表情で
誇りと自信を取り戻しつつあるようでした。

クリーンアップトリオが挙げた得点を
エース→守護神のリレーで守り抜いた上に
最終回の絶体絶命のピンチを凌いでの勝利だけに
投打の信頼関係の再構築にもいい影響を及ぼしそうで
いい形で締めくくる事ができたように思います。

もっとも、このオリックス2連戦は、
相手の混乱に乗じるという恵まれた条件だった上に、
「左右のエース先発」という最高のカードだった訳で、
明日以降の先発陣を考えるとそう楽観視出来ないでしょうが、
攻撃陣が「足を絡めて作ったチャンスをクリーンアップが返す」
という一時のどん底から浮上の気配感じさせるだけに、
早目の援護で先発投手を波に乗せてほしいと思います。

投手陣は、地元に戻っての千葉ロッテ戦へ向けて、
得点直後の失点だけは避けるよう肝に銘じて、
せっかくのいい流れに便乗して連勝延ばしてほしいです。

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☆対オリックス1回戦「弱い者いじめ」とはいえ、今季交流戦初勝利

同胞の突然の辞任劇に同情しきりのマーティゆえに、
大石監督代行の「新任祝い」とばかりに
借金6に喘ぐ中、ご祝儀を振舞うのでは?と本気で心配しましたが、
相手の混乱に乗じてきっちりと借金返済にまずは一安心。

というか、左のエース建さんが登板した時は、
以前の「打撃コーチに聞いてくれ」発言が効いているのか?
攻撃陣が不思議とつながるようになってきました。

4番栗原選手も先制HRにダメ押し2点タイムリーの3打点と
「4番の責任」をきっちりと果たしてくれました。

5/23 中国新聞 エースと4番
栗原、これぞ4番 交流戦初勝利−中国新聞

久しぶりに見る「エースが投げ4番が打つ」投打の噛み合った姿。
相手がBクラスだと見違えるような試合ができるのは、
ペナントレースも交流戦も同様のようですが、
個人的には、
「自分より強い相手にはしっぽを振り、相手が弱いと見るや
急に強気になるいじめっ子」のようで、心中複雑ではあります。

「Aクラスとの対戦の時にも今日のような試合見せてみろ!」
と言ってやりたい気持ちもままありますが、
今は相手を選んでる余裕はありませんので・・・。

オリックス―広島1回戦(広島1勝、18時、京セラドーム大阪、14645人)

広   島013000200―6
オリックス010000002―3

▽勝 高橋8試合6勝2敗
▽敗 小松12試合4勝1敗
▽本塁打 栗原5号(1)(小松)アレックス6号(2)(小松)


建さんは、6回を3安打6奪三振4四球で1失点に抑えて
ハーラートップの6勝目、防御率も1.53でリーグトップですが、
どうも前回登板あたりから四球が増えてきたようだし、
立ち上がりがちょっと不安定気味なのが気がかりではあります。
さすがに疲れが溜まって来てるのかも知れませんね。

相手が混乱の渦中のオリックスという事もあって、
中継ミス絡みの1失点に切り抜けましたが、
栗原選手の先制HRの直後の失点だっただけに
ちょっとベテランらしからぬ気もしました。

おまけに栗原選手の先制HRの後に続いた
1死1、3塁という追加点のチャンスを梵選手の併殺打で
潰した直後の同点劇だっただけに、嫌なムードを感じました。

それゆえ、同点に追いつかれた直後の3回に
先頭打者で2塁打の倉選手を天谷選手がきっちりと送ったのには、
ブラウン監督だけにちょっと驚きでもありましたが、
このきちっとした形で作ったチャンスで
東出選手がきっちりと勝ち越しタイムリーを放ってくれて、
ようやく一息ついた所で飛び出したアレックス選手の2ランで、
「今日はいける」とようやく肩の力が抜けた気がしました。

今日は天谷、梵両選手が盗塁を決めるなど、
マーティの采配もやや「有言実行」に近づいた感もあり、
中継ぎリレーもシュルツ−横山まではきっちりと決まっただけに
惜しむべくは、最後を締めに出た永川投手の
2四球でランナー溜めての2失点。

登板間隔が空いた調整登板だったらしく、
何時になく直球で押す投球だった事もありますが、
どうせなら最後までビシッと締めてもらって、
明日につながる余韻をオリックスに与えて欲しくはなかったです。

まぁ、明日は「右のエース」ルイス投手の先発だけに、
そこまで心配しなくてもいいのでしょうが、
前回登板の巨人戦も「3タテいける」と目論んだ途端に、
まさかの初回4失点でしたので・・・。

せっかく「投打の主役が噛み合って」快勝したので、
この一体感を明日以降も持続してもらいたい気が山々ですが、
明日のオリックス先発は苦手の左腕山本投手あたりらしく、
打線の奮起に期待したいですが、
またマーティは、バカの一つ覚えのごとく、
東出、前田智、更には今日2安打の嶋選手あたりまで
ベンチに下げる愚策に出るんでしょうねぇ。
勝った次の試合くらいは、スタメン固定してもらいたいです。

もっとも、個人的には、散々干された挙句に悲願の1軍復帰した
廣瀬選手の「これまで溜め込んだうっぷん晴らし」
見てみたい気もしますけど・・・。

今日のスタメン発表に興味津々ですが、
まずは「いじめっ子」に徹して、取りこぼしの無いようにしてほしいですね。


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借金6抱える身では「ご祝儀」は出せんよ!

19泊に及ぶ長期ロードも残すところあと1カード。

この間、4勝8敗1分で目下3連敗中と更に借金を膨らませ、
ついに今季最多の借金6を抱えるに至っているカープにとっては、
この最後のカードを勝って地元に戻りたいところ。

対戦相手もパリーグ最下位に喘ぐオリックス、
それもルイス、高橋建の左右の2枚看板を立てるだけに
すんなり2連勝といきたいところでしたが・・・。

コリンズ監督の突然の辞任によって、
大石新体制での再スタートの最初に対戦しなければならない
というあたりに何とも間の悪さを感じるのは自分だけでしょうか?

大石監督代行といえば、バッファローズの流れを汲む
オリックスにとって「最後の切り札」登場とも言える訳で、
コリンズ体制下ではバラバラだったチームが
この非常事態に一つにまとまる可能性も無きにしも非ず。

おまけに我がカープといえば、
今季何度も3タテを喰わすチャンスを得ながら、
その都度、しっかりと相手に塩を贈り続けるなど
お付き合いの良さは球界一とも思えるだけに、
あっさりと「ご祝儀」として勝利を献上しかねない事が
懸念されます。

まして、こんな記事も目に付きましたし・・・。
広島ブラウン監督がコリンズ監督に同情−日刊スポーツ

就任以来、自己流を貫こうとしてチームをまとめきれず、
一向に浮上の気配すら感じさせる事のできなかった
同じ外国人監督の「負け組」として、
「同類相憐れむ」といったところでしょうが、
「いてまえ打線」の血を引くオリックスの選手の血が騒いで、
公然と反旗を翻したのに対して、
「10年連続Bクラス」と「負け犬根性」が染み付いてるためか
「選手がおとなしい」分、対立が表面化しなかっただけで、
単に同情「する側」と「される側」に分かれたに過ぎない。

3年契約の3年目の今季に進退を賭けるマーティだが、
今季の戦いぶりを見る限り「同情している場合ではない」訳で、
辞任は無くとも解任されないように、
まずは自らの進退を心配すべきだと思いますが・・・。

「相手の混乱に乗じて、完膚なまでに打ちのめす事ができるか?」
それとも
「隙だらけの野球でお付き合いして、相手に華を持たせるか?」
この2連戦の戦いぶりに注目していますが、
どうも後者の匂いがぷんぷんするような気が・・・。

この混乱に乗じて連勝決められないようであれば、
今後、他チームとまともに渡り合えるとは到底思えない訳で、
「勝利への執念、気迫」が試される上で、
正にチームの真価を問われる2連戦となるだけに、
「同情する」事はあっても「同情される」ような試合だけは、
絶対にしてほしくないですね。


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★対ソフトバンク2回戦 ブラウン体制3年間の「最後の晩餐」の始まりか・・・

今年も交流戦は鬼門のようで連敗スタートとなりました。

それも、これまで幾度となく持ち応えてきた借金5という
ボーダーラインをあっさり割り込んでの借金6に突入した事で、
これまで何とか張り詰めていた線が
「ブチッ」と音を立てて切れたかのごとく終盤の大量失点。

次なるボーダーとなる二ケタ借金へのカウントダウンが始まり、
どうやら今年も「自壊」の序曲が聞こえ始めたようです。


ソフトバンク―広島2回戦(ソフトバンク2勝、18時、ヤフードーム、31014人)

広 島200000101―4
ソフト20010024X―9

▽勝 小椋16試合3勝1S
▽敗 大島3試合1敗
▽本塁打 松中9号(4)(岸本)


珠に快打を放っても「打ててほっとした」と安堵感に胸を撫で下ろす、
そんな気弱な精神の持ち主に勝負の女神が微笑むはずもなく、
チャンスにことごとく凡打して、
チームの勢いに急ブレーキを掛け続ける「害人」シーボル。

1軍初登板でいきなり勢いに乗る相手を迎えた点では、
多少同情の余地はあるものの、
いくら150kmの速球でもストライクで勝負を挑めば、
バッティングマシンと何ら変わり無い「パワーアーム」シュルツ。

5/22 中国新聞 シュルツ
コイ投アップアップ 終盤崩れ大敗−中国新聞

先発して初回早々と2点を先行してもらいながら、
直後にきっちりと失点重ねる「言い訳男」宮崎に、
シュルツ同様、ストライクで勝負にいって滅多打ちに有った
「和製バッティングマシン」岸本。

結果が出ないのではなく、
明らかに悪い結果を出し続けているにもかかわらず、
一向に2軍降格されずに起用され続けるのは、
単にマーティのお気に入りだから?
この分だと、しばらくはシュルツ投手の火だるま姿も
見せられ続ける事になりそうだ。

今日は、ブラウン監督好みの「パワーアームもどき」が
ことごとく「バッティングマシン」と化して、
全員枕を並べて討ち死にという言い訳のしようのない敗戦。

5/22 サンスポ.com マーティ
広島・ブラウン監督、ふがいない助っ人陣にイライラ募る−サンスポ.com

お気に入り選手がことごとく期待を裏切る働きに、
イライラを募らせる気持ちもよく理解できます。

なぜなら、我々も同じ想いを共有しているから。

ただし、ふがいなさにイライラを募らせている対象に
ブラウン監督自身も含まれている事にお気づきだろうか?


悪い事に、今日の試合で唯一意地を見せたのは、
ブラウン監督が過去10年の不振の代表として
名指しで生贄にしようとした前田智選手という矛盾。

勝負の3年目に進退を賭けているはずのブラウン監督だけに、
その采配の責任は自ずと導かれる事は覚悟の上のはずなので、
あえて反旗を翻す事は避けるものの、
この分では、「情熱を失って電撃辞任」を発表した
オリックスのコリンズ監督の影が付きまとう事になりそうだ。

奇しくも今シーズン開幕直前に発表された「ブラウン監督最後の晩餐」。

球団HP「最後の晩餐」ポスター

The Best Will Comes At Last・・・

文字通り「ブラウン体制最後の晩餐」が今始まろうとしている。


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★対ソフトバンク1回戦「プレッシャーを相手に与えず自ら潰れる」

>攻撃陣には「打つ以外に足を使い、1点ずつ取っていく」
>(内田統括打撃コーチ)という意思統一も図っている。

と、昨日の中国新聞に掲載されていましたが、
ふたを開けてみれば、いきなり「公約違反」の拙攻続きで、
終わってみれば「1点差」での惜敗。

とはいえ、内容的にも、ソフトバンクの「拙攻三昧」に付き合っての
雑な攻撃に終始していては勝機見出せるはずもなく、
鬼門である交流戦初戦から「お家芸炸裂」してしまった。

ソフトバンク―広島1回戦(ソフトバンク1勝、18時、ヤフードーム、29232人)

広 島010020000―3
ソフト 00031000X―4

▽勝 和田7試合5勝
▽S ホールトン13試合1勝1敗6S
▽敗 大竹9試合1勝6敗

▽本塁打 小久保9号(3)(大竹)アレックス5号(2)(和田)

公約が守られたのは2回の栗原選手の盗塁までで、
動揺からか制球乱した和田投手から3連続四球を選び、
押し出しで先制点を挙げた直後の赤松選手。

あっさりと初球打ち上げてセカンドフライというのは、
彼の持病であり、またも流れを確実にできなかった。

そして、同点に追いついた直後に
自らのミスもあって大竹投手が1点勝ち越されるという
嫌なムードが漂う中、それでも、6回先頭の前田智選手が2塁打を放ち、
無死2塁とすぐに同点のチャンス。

右に転がしさえすれば「1死3塁」とチャンスが拡大したものを
手柄を焦ったのか?シーボル選手が三球三振に討ち取られ、
結果として、せっかくの流れを断ち切ってしまったのが悔やまれます。

5/20 中国新聞 シーボル
コイ悩みの季節 交流戦開幕−中国新聞

赤松選手にせよシーボル選手にせよ、
チャンスの場面で「相手にプレッシャーを掛ける」という
最低限の仕事すらしようという意図が感じられない事に
「コイ悩み」なんてゴロ合せで楽しむほど生易しいもんじゃない、
拙攻をお家芸とするチームの「病巣の根深さ」を見た気がします。

一方で、さほど調子が良くないとはいえ「苦手の左腕」和田投手に対し、
詰めの甘さは相変わらずながらも一応抵抗は示した格好だけに
大竹投手の踏ん張りきれないもどかしさばかりが目に付きました。

5/20 サンスポ.com 大竹
広島・大竹が無念の6敗目 五回の投球悔やむ−サンスポ.com

>「点を取ってくれた後。あれは悪い」とうつむき加減でコメントした。
>「勝てなくて申し訳ないし、残念です」

いい加減にしてもらいたいですね。

若い投手のコメントならいざ知らず、
開幕投手に引き続いて、
チームの浮沈を賭けた交流戦の初戦を任されながら、
チームを勝利に導けなかった結果に対して、
「残念です」の一言で片付けてほしくありません。

そもそも開幕投手任されながら、
今日で1勝6敗と5つも負けが先行してしまっては、
開幕投手を務めた事が何の役にも立っていないようで、
奇しくもチームの抱える借金分と帳尻が合う分、
自らが「チームにとって最大の誤算」である事を
どれだけ骨身に染みて痛感しているのか?

味方のミスに足を引っ張られては露骨に動揺した姿を晒し、
今日は攻撃陣が同点に追いついてくれた直後に
自らのミスもあってあっさりと勝ち越しを許すなど、
信頼関係を損なう仕草が目立つのも自覚の無さの表れで、 
味方のミスに顔色変える位なら、
なぜもっと対戦相手に対して闘争心を燃やさないのか?
自らの「精神的な余裕の無さ」を対戦相手はおろか、
我々素人にもさらけ出す羞恥心というものが無いのか?

粘って完投したところで、結果は負けを一つ積み重ねただけで、
中継ぎ陣を休ませた以外、 何の評価もされない自らの立場を
どれだけ理解しているのか?

「次回につながる好投」止まりでは許されない、
「勝利という結果をきっちりと積み上げる」事が求められる、
それが大竹投手に求められる最低限の仕事でしょう。

昨年まで背番号15の背に何を見てきたのか?
改めて問いたい気持ちで一杯です。


交流戦初日から、打線の粘りに投手が応えられず、
互いのミスをカバーし合うといった投打の支え合いが機能せず、
ミスが致命傷となって負けるという「負け犬モード」に突入。

一見すれば「惜敗」という事は、裏返せば、
「何かがあれば勝負を引っくり返して勝ちを拾えた」試合だろうが、
与えられた最低限の仕事すら果たそうとする意図も無ければ、
何としても勝とうという粘りも無いのでは敗戦も已む無し。

一見すると「惜敗」だけに、明日以降何とかなりそうな気にさせて、
その都度、意志の感じられない敗戦を重ねていくのだろう、
そんな予感をさせる交流戦初戦でした。


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鬼門の交流戦の鍵は、マーティの「有言実行」に尽きる。

明日から対ソフトバンク戦で幕を開ける交流戦。

カープにとっては交流戦が始まって以来、
勝ち越した事すらない正に鬼門以外の何物でもない。

特に昨年は交流戦直前で勝率5割に戻して、
これ以上無い上げ潮ムードで臨みながら、
終わってみれば12球団で過去最低となる
5勝18敗1分で借金13とぶっちぎりの最下位に沈んだ。

昨年の負けっぷりを振り返ってみれば、
前半は貧打に苦しみ、そのうち投手陣が持ち応えられなくなって
中継ぎ陣が崩壊・・・と投打共に負の連鎖に苦しんだ。

それも「エース黒田と4番新井」という投打の柱を擁しても
なお「負の連鎖に歯止めが利かなかった」という点では、
相手関係がどうのというレベルでなく、
打てない焦りが守りのリズムを狂わせ、投手陣が崩れていく中で
チームを取り巻くムードが日増しに重苦しさを増していく、
正に「自壊」だったように思う。

そして、負の連鎖を断ち切るような兵の不在も手伝って、
チーム全体がどっぷりと負の連鎖にハマり込んでしまい、
悪循環からなかなか抜け出せないままズルズルと負け続けるという
ここ数年来、すっかり染み付いてしまった「負け犬根性」。

このチーム体質の改善無くして交流戦勝ち越しどころか
Aクラス浮上すらままならないように感じるので、
「今年の交流戦も多くは期待できない」と思いきや、
中国新聞の記事を読んで「ほんの少し」期待感が芽生えました。

新戦力は苦手意識なし 20日から交流戦−中国新聞

確かに交流戦の苦手意識がないメンバーで戦えるのは
好材料には違いありませんね。

問題となるのは、実際に交流戦に挑んだところが、
思うようにいかずに「やはり・・・」と苦手意識が頭をもたげてきた際に
いかに負の連鎖に陥る前に断ち切れるか?でしょう。

それでなくても「負の連鎖にハマりやすい」チーム体質なので、
せっかくの新戦力も巻き込まれてしまっては話になりませんしね。

>打力優先のチームスタイルも変わった。
>「今年のチームの特徴を生かして、それを頭に入れて戦いたい」
>というブラウン監督は、守りと機動力が連動する戦いを描く。
>投手陣には堅い外野守備を強みにした攻めの配球を要求。
>攻撃陣には「打つ以外に足を使い、1点ずつとっていく」
>(内田統括打撃コーチ)という意思統一も図っている。

果たしてここまでの戦いぶりを振り返って、
必ずしも徹底できていない戦い方だけに、
「どこまでできるのか?」甚だ疑問ではありますが、
目指す戦い方としてはこういう事になるでしょうね。

どうも初物に滅法弱い攻撃陣だけに
ガンガン打つ姿は想像できないのは例年通りですが、
今年のカープは確かに機動力という武器は持っています。

問題は、ここまでの戦いを振り返っても
相手をかき回すに至るまで充分に使えていない点で、
むしろブラウン監督の采配自体に掛っている点が大きいようです。

思えば、「足を活かして自ら仕掛ける野球」という構想自体は、
キャンプの頃からぶち上げてた訳ですから、
何も目新しい事はなく、単に実戦で使えていないだけ。

連打が期待できない展開が予想される中で、
「打つ以外に足を使い、1点ずつとっていく」と言うのは、
当然ですが「本気で実践するつもりか」に掛っています。

これまでも散々「拙攻」を繰り返し、リーグ最少得点に甘んじている
という事実を踏まえれば、かなり眉唾ものではありますが、
もし徹底する気があるのなら、勝機は見出せると思います。

新戦力を多く抱える事は、経験不足と背中併せなだけに、
「どこまで仕掛けられるか?」ベンチの采配が勝敗を左右する
重要な要素となりそうですが、
逆にその事が一番不安に感じられる原因だったりもします。

まずは苦手意識を払拭するためにも、
是非、初戦から「足で仕掛けて1点を積み重ねる」采配を実践し、
勝って勢いに乗る事を切に願っています。


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★対巨人9回戦「意地」と「勢い」のガチンコ勝負に屈して3タテならず・・・

圧倒的な選手層を有し地力に優りながらも
「勝って当然」との余裕が仇となって勝ちきれない巨人相手に、
昨日あれだけコケにしての逆転勝ちを収めた以上、
巨人が目の色を変えて勝つに来るであろう事は予想でき、
いわば「巨人の意地」と「カープの勢い」のガチンコ勝負
という試合展開を予想してはいたのですが・・・。

連夜の快勝は「巨人のちぐはぐさ」に恵まれたものだった
にもかかわらず、「実力発揮」と勘違いしたのか?
「エース」ルイス投手を立てた事で
どこかに気の緩みが生じてしまっていたのか?

「勢いは攻めてこそ加速する」にもかかわらず、
変に受身になってしまった時点で巻き返しを許す下地はできていて、
初回から強烈なカウンターを喰らってしまったのだろう。

おまけに勢いに乗じているにもかかわらず、
「果たして動く必要が有ったのだろうか?」と思わせる
それも意図の良く解らないスタメン変更も解せない訳で、
前田智、倉という前日本塁打を放った選手を外して、
天谷、石原という比較的スタメンの多い選手に戻した時点で
勢いに陰りが生じていたのかも知れません。

巨人―広島9回戦(広島6勝3敗、18時、東京ドーム、39453人)

広 島011010000―3
巨 人40000002X―6

▽勝 西村健24試合4勝2敗
▽S クルーン19試合1敗12S
▽敗 ルイス10試合5勝4敗
▽本塁打 ラミレス13号(3)(ルイス)ルイス1号(1)(木佐貫)

5/18 中国新聞 ルイス
初回、痛い4失点 カードの連勝4で止まる−中国新聞

エンジンがかかれば打者をなぎ倒す馬力満点のルイス投手も
元来、立ち上がりには少々難もあった訳で、
昨日は9回サヨナラのチャンスで「これ以外なら良し」だったはずの
併殺打に倒れて「4番の明暗」を嫌というほど味わったラミレス選手の
意地が優ったという事でしょう。

2回以降の本来の投球に加え、初本塁打も放つなど
相変わらずの闘争心あふれる姿に戻っただけに
立ち上がりが悔やまれるものの、負ける時はこんなもの。

打線もルイス投手の本塁打はおまけにしても、
1点ずつ返していったあたり「未だ勢い衰えず」の感も有りましたが、
如何せんバントミス等隙を見せては勢いも加速しません。

2番手以降の西村−豊田−クルーンという方程式も
昨日の今日で、意地と気合の相乗効果もあってか?
特に9回のクルーンの3者三振には、凄みすら感じられて、
昨日の借りをきっちりと返された印象。

昨日、見る者を魅了した「足を活かして自ら仕掛ける」攻撃も
ランナーが出ない事には使えない勝負手であって、
終盤まで劣勢の試合展開の場合、
仮にも相手の「勝利の方程式」という勝負手に挑む分、
昨日のようにそうそうチャンスが巡って来るものではない訳で
結果として、木佐貫投手をKOし切れなかった詰めの甘さが
惜しまれます。

それでなくても、今日も2番手の岸本投手が2失点と
ダメを押されましたが、中継ぎ陣の崩壊は深刻な状態で、
機動力も駆使しての攻撃陣のリード無くして、
今後の勝機は見出しにくい状況が一段と顕著になってきました。

昨日のように「粘って塁に出る」事からコンスタントにできれば、
立派な実力と言えるでしょうが、現状はまだまだ力不足。
自ら劣勢を打開するだけの実力は備わっていない事を肝に銘じて
序盤から「隙あらばたたみ掛ける」気構えでプレーして欲しいです。


結局、今季、同一カード勝ち越しはあれど「3タテ」は皆無という
「引導を渡しきれない」詰めの甘さをまたも露呈してしまったのも、
「勢いだけでは連勝できない」という厳しい現実の表れでしょう。

これが現状の実力という事にはなりますが、
一方で若さ故に「勝つ事に慣れていない」経験不足の成せる業でもあり、
「今日の敗戦をどう捉えるのか?」によって、
「未だ発展途上」なのか「頭打ちで終わる」のか重要だと思います。

「2勝1敗で良し」としている内は、浮上の目は無いでしょうが、
「3タテ喰らわすのに何が足りなかったか?」
今日の敗戦を糧にすれば、まだまだ望みはあると思いますので、
是非、現状に甘んじる事無く、しっかり上を見据えてもらいたいです。

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☆対巨人8回戦「仕掛けてつないで4番が決めた至上の赤紫丼」

勝負の世界では、つくづくメンタル面が結果を左右する
という事を痛感させられた試合。

中日、阪神相手だと呆気なくねじ伏せられる攻撃陣が
こと巨人戦となるとしぶとい打線となるのは、
「巨人投手陣がだらしないから」ばかりではないでしょう。

カープの選手が活き活きとプレーする姿を見て、
巨人相手に呑んでかかっている印象すら受ける一方で、
中日、阪神は、カープとの対戦では同様なんだろうなぁ
と思うと、心中複雑な気分にさせられました。

巨人―広島8回戦(広島6勝2敗、18時、東京ドーム、41994人)

広 島0010120013―8
巨 人0002021000―5
(延長十回)

▽勝 永川9試合2勝3S
▽敗 門倉11試合2敗
▽本塁打 阿部4号(2)(篠田)倉1号(1)(グライシンガー)
       シーボル5号(2)(グライシンガー)栗原4号(2)(門倉)


先発2戦目の今日も
思い切り良く相手を攻める気持ちが前面に出た投球で、
先発の仕事は充分果たした篠田投手。

惜しむべくは、阿部選手に浴びた2ランはともかく、
シーボル選手の勝ち越し2ランが出た直後に、
2四球等で1死満塁とランナーを溜めての降板だけに
前回登板同様、6回過ぎて精神的なスタミナ切れとなる傾向か?
次回先発時への課題でしょうが、勝たせてあげたかったですね。

替わった林投手が2点を失って振り出しに戻されたものの、
責められないとはいえ、ちょっと元気の無さが気になります。
というか、このところ中継ぎ陣の失点が目立ってきているのが
非常に気になるところではあります。

続く7回にもコズロースキー投手がピリッとせずに1点勝ち越され、
8回は豊田投手の前にあっさりと3者凡退に終わり、
9回守護神クルーンの登場という完全な負けパターン。

ところが、先頭打者の梵選手も三振に倒れたとはいえ
フルカウントまで粘りましたし、制球難?と感じた矢先に
天谷選手が実に価値有る四球を選んで出塁し、
巨人バッテリーの浮き足だった様子が良く解りました。

天谷投手の盗塁を警戒しての事でしょうが、
ここで登場した喜田剛選手も直球1本に絞ってたんでしょう、
初球の直球を逆らわずに打ち返した価値有るヒットで続き、
打席には先の3戦連発も記憶に新しい赤松選手。

バッテリーの浮き足立った様子に、走者は勝負札の天谷選手。
「負けパターンだし、ここは思い切ってギャンブルを」と願っていたら、
さすがのマーティも動かざるを得なかったようですね。

もっとも「足を活かして自ら仕掛ける攻撃」を目指すのなら、
「ここで動かずしていつ勝負するのか」といった場面でしたが、
勝負の神様は「攻める勇気」に微笑んでくれました。

と、ここまで攻めたら普通は一気にたたみ掛けるはずが、
期待の赤松選手は転がしたものの天谷選手が中途半端な走塁で
3本間で挟殺で2死という展開に「ここら辺がカープの地力か」と
正直、諦めムードでしたが、勢いは続いていたようで
続く東出選手が初球から引っ張った打球は、
飛びつくセカンドのグラブの下を抜けてライト前ヒットとなり、
逆転となる2塁走者の赤松選手のクロスプレーは見応え充分でした。

5/17 中国新聞 東出

昨日の建さんの安打に応えての先制タイムリーといい、
今日の初球から引っ張っていった同点タイムリーといい、
東出選手は、ここ一番で頼りになる精神的な強さを身につけ、
守備面での貢献といい、一段といい選手に進化しました。

ブラウン監督に干され加減だった事もいい方向に向いたようで、
もはやカープの二塁は不動にしてもらいたいです。

そして、同点となって登板した永川投手は、
最近疲れからか失点続きのリリーフ陣にあって最後の砦。
こちらも先頭打者によもやの四球を与えた事から
1死1、2塁の一打サヨナラの場面で4番ラミレスというピンチ。
あそこで制球がままならず自滅するのが昨年まででしたが、
今日はカウント2−2としながら、
「あそこしかない」という外角低めの直球でセカンドゴロ併殺。
今日の投球で「守護神としての自信と誇りを取り戻した」と見ました。

この場面で併殺という最悪の結果に倒れたラミレス選手ですが、
続く10回に栗原選手の決勝2ランが飛び出した事もあって、
今日は「4番の結果で勝敗が決まった」という事になりました。

5/17 サンスポ.com 栗原
勝負を決した主砲の一発!広島・栗原、4番の責任果たす−サンスポ.com

開幕以来、不動の4番を張ってきた栗原選手ですが、
これまで「4番で負けた試合」ばかりだったので、
今日初めて「4番の一振りで勝てた」のはうれしい限りです。

もっとも勝ちパターンの投手が全て登板した後の登板となった
門倉投手はおどおどして見えて、ちょっと気の毒でしたが。

更に続いたライトオーバーの2ベースといい、
今季一番とも思える強烈なバースデーアーチとなる勝ち越し2ランといい、
シーボル選手は、昨日のスタメン落ちがよほど応えたのでしょうね?
控え目でおとなし過ぎる印象なので、これを機会に
もっとガッツを前面に出して積極的なプレーを期待します。

今日は観戦しながら何度も大声を張り上げました。
倉選手の同点アーチ、シーボル選手の勝ち越し2ラン、
再三の赤松選手のスーパーキャッチに
9回永川投手がラミレスを併殺打に仕留めたシーン等々。

でも、9回のダブルスチールに
東出選手のタイムリーでの赤松選手のクロスプレーと
1イニングに2度も鳥肌が立ったのは、滅多にない事で、
更に栗原選手の決勝2ランの際も息を呑みましたし、
本当に野球の醍醐味を満喫する事ができました。

昨日に引き続き、今日もこんな迫力ある攻撃ができるんです、
チームの潜在的なポテンシャルは。
惜しむべくは、現状、巨人戦限定という事で、
対戦相手によって試合内容が天地ほど差がある事ですが、
こういう戦いが安定してできるようになればいい訳で、
中日、阪神という2強相手になぜこういう試合ができないか?
「相手が一枚上手」といえばそれまでですが、
快勝続きの中に今後の課題が明確になったように思います。


そして、今日はサンフレもアウェーでの鳥栖戦に、
エース佐藤寿の値千金の決勝ヘッドにより
1−0で勝利したようです。

5/17 中国新聞 佐藤ヘッド
佐藤寿、千金ヘッド 相手の息切れ逃さず−中国新聞

これで5月12日に引き続いて、今季4度目となる赤紫丼ですが、
今日は、特にカープ選手の勝利にかける思いが感じられた分、
明朝は、最高の目覚めを迎えられそうでありがたい限りです。


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☆対巨人7回戦「建さんの気迫でチームが一丸となった結果の快勝」

改めて今日の建さんの余りのカッコ良さには、
男ながら惚れ惚れとしてしまいました。

5/16 サンスポ.com 高橋
広島・高橋、セ最多タイの5勝目 横の揺さぶりで1失点−サンスポ.com

それにしても、今日の試合は、驚きの連続でした。

北陸シリーズでトラ退治どころか
「先制逃げ切り」という唯一の勝ちパターンですら翻されて
あえなく返り討ちに遭ったカープ。

そこへ追い討ちを掛けるかのように
福井から名古屋を経由しての東京入りという無茶な移動では、
いくら投打に精彩を欠くG相手とはいえ、
「一段と覇気の感じられない試合」を想像してしまい、
「また建さんの孤軍奮闘する姿を見せられるのか」と思ってました。

ところが、最初の驚きは、今季38試合目にして、
初めてシーボル選手の名前が消えた事も然る事ながら、
替って起用されたのがサード喜田剛というスタメン。

同胞に甘いとされるブラウン監督だけに、
さすがに昨日の負けがよほど応えたのか?動いてきました。

ただ率直な感想は
「建さんの登板時は勝ちが計算できるだけに、
守備の不安からギャンブルとなる喜田剛よりも
小窪選手で守りを固める方が優先だろうに」
と醒めてはいましたが・・・。

続いての驚きは、3回の攻撃ですが、
2死から建さんがチーム初ヒットを放った時点では、
「また今日も孤軍奮闘しているなぁ」としか感じませんでしたが、
続く赤松選手の「何時になく粘って」のライトへのヒットで、
一気に3塁を陥れる激走した姿を見て、熱いものを感じました。

ところが、このチームの攻撃陣は本当に薄情というか、
以前も大竹投手が同様の激走を見せた事がありましたが、
この気迫に応える事無く沈黙した前科が有っただけに
祈るような気持ちでしたが、
東出、アレックスの連続タイムリーと気持ちがつながりました。

拙攻がお家芸と化しているカープ打線が、
「2死ランナー無しから連打で3点も取れた」事は驚きでした。

巨人―広島7回戦(広島5勝2敗、18時1分、東京ドーム、38172人)

広 島003201001―7
巨 人000000010―1

▽勝 高橋7試合5勝2敗
▽敗 野間口6試合1勝1敗
▽本塁打 前田智3号(1)(金刃)

前回登板のヤクルト戦、
唯一許したソロ本塁打による1失点で負け投手となった際の
「どうやって勝てばいいのか分からない。打撃コーチに聞いてください」
との痛々しいまでのコメントにもかかわらず、
その後も一向に反応が鈍かった攻撃陣。

そういえば前回打線が機能した試合も
ルイス投手が先制タイムリー放った阪神5回戦でしたが、
投手に口火をきってもらわないとつながらないとは、
何とも情けない限りではありますが、
何はともあれ、建さんの身を持って示した気迫に応えた事で
「投打の信頼関係の崩壊」の決定的な危機は回避できました。

かといって、この「勝利へ向けての投打の一体感」が
明日以降も見られるという保証はどこにもない事は、
先日の阪神3連戦で2戦目以降の連敗が物語っていて、
とても寂しい気がします。

最後の驚きは、6回にソロ本塁打を放った前田智選手の
両手を叩きながらベースを一周する姿。

初球から打っていった事自体も珍しいですが、
あのように感情を表に出す姿も貴重な気がします。

前日もタイムリーは放ったものの、
初回のチャンスにまさかの三振喫した事で
初回から一気にたたみ掛ける機を逸したことが
逆転負けにつながったという思いがあったのでしょう。

そして、忘れてならないのは、赤松選手の活躍で、
立ち上がり不安定だった建さんを救った、
2回裏の守りで木村拓選手の左中間への痛烈な当りを
抜群のスタートで捕球した守備といい、
3回、建さんの初ヒットに続いて何時になく粘ってつないだ事、
更には9回にズバッと決めた盗塁といい、
今日は、攻走守にいい仕事を見せてくれました。

追加点となるタイムリーを放った倉選手といい、
今日は建さんの「身を持って示した気迫」に
野手陣が応えた結果の勝利でした。

5/16 中国新聞 高橋
▽球炎 高橋の奮闘ナイン刺激−中国新聞

というか、チームが勝利という目的のために一丸となれば、
こんないい試合ができるという見本のような試合。

今日のような気持ちのこもった試合がコンスタントにできれば、
Aクラス浮上も夢ではないのですが、
まぁ、一過性で終わるであろう事は、毎度の事なので、
多くを期待せずに明日の試合運びに注目したいです。

先発予想は、ルーキー篠田投手のようですが、
彼には、まだ身を持って示すだけの余裕は望めないだけに、
野手陣の誰が建さんの代わりに「身を持って示すか?」でしょう。

相手は難敵グライシンガーでしょうから、
今日は一息だった4番栗原選手あたりに期待したいですね。

それにしても、今日の建さんは最高にカッコ良かったなぁ。
投手陣ばかりでなく、選手全員に見習ってほしいです。

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★対阪神8回戦「唯一の勝ちパターンすら崩壊しての逆転負け」

この3連戦はいずれも先制点を挙げたにもかかわらず、
結果は1勝2敗と負け越し、それも連敗を喫した。

ここまでリーグ最少得点しか上げられない拙攻続きでも、
何とか片手で足りる借金で持ち応えてきたのは、
「先制→逃げ切り」という勝ちパターンが機能していたためだが、
ついに頼みの勝ちパターンも通用しなくなってきた。

早くも登板過多による疲れからだろうか?
このところ、連日のように中継ぎ陣が失点を重ねるケースが目立ち、
結果として今日も「継投の決断」が遅れた事が致命傷となった。

ブラウン監督にしてみれば「中継ぎ陣の疲れ」を考えての
先発宮崎投手の続投だったのかも知れないが、
決して付け入る隙のない投球を見せていた訳でもなく、
今季未勝利という点も加味すれば、
早めに継投すべきではなかったか?と惜しまれます。

今日の宮崎投手は、彼なりに良く投げたと思います。
もちろん、攻撃陣がやっとの思いで追加点を奪った直後に、
ピンチを招いてしまった点は、大いに反省すべきでしょうが、
今季未勝利の焦り、勝利投手への色気、
様々なものがあっての事でしょう。

それでも、6回までシングル1安打に抑え込んで、
先発の仕事は充分に果たしてくれた分、勝たせてあげたかった・・・。

5/15 中国新聞 宮崎
宮崎、七回暗転 痛い死球、初勝利するり−中国新聞

広島―阪神8回戦(阪神6勝2敗、18時、福井、14223人)

阪 神000000311―5
広 島100001000―2

▽勝 ボーグルソン3試合1勝1敗
▽S 藤川18試合1勝1敗15S
▽敗 宮崎5試合4敗


終盤の踏ん張りどころで粘れないあたりは、
昨日の大竹投手も同様ですが、
「精神的なスタミナが不足している」ような印象を受けます。

それでも、終盤に力尽きて捕まってしまう展開は
確固たる勝利の方程式を持たないチームの宿命でしょうし、
7回に捕まったからといって「踏ん張れなかった」事を責めるより、
そこまで充分な援護ができなかった攻撃陣を責めるべきでしょう。

仮にセットアッパーがしっかり健在するチームだったら、
北陸でのトラ退治で3タテも可能だったであろう事が
より一層、脱力感に拍車を掛けています。

おまけに「コズロースキー」というカードを切らぬまま、
梅津投手の起用も裏目に出てしまうというちぐはぐな展開で、
勝てる試合を落とし、宮崎投手の今季初勝利も消えるという最悪の結果。

交流戦前にして早くも弱投のしわ寄せが表面化しつつあるようで、
今後の戦いに暗雲立ち込めたような危機感を覚えますね。


実は、初回に地元出身の天谷選手の活躍で
幸先良く先制したにもかかわらず、
続く1死1、3塁のチャンスで前田智選手がまさかの三振で、
追加点取れなかった時点で嫌な予感はしました。

6回にはタイムリー放って2点目をたたき出してくれたものの、
初回にもう1点取っていれば展開も変わっていたでしょうから、
前田智選手だけに本当に悔やまれる結果でした。

1点先制したとはいえ、投手は未勝利の宮崎投手だけに
「リードしている」という余裕を感じられなかったですが、
恐らく阪神ベンチも「リードされてる」という焦りもなかったはずで、
このあたりの「気の持ち方」が勝敗に大きな影響を与えている、
「負け犬根性が骨の髄まで染み付いている」悲哀でしょう。

本来ならばご当地選手が活躍すれば、
一気に活気付いてもらいたいところなのですが、
ああいうチャンスで一気に畳み掛けられない攻撃陣は、
本当にだらしないの一言に尽きます。

更にベンチの采配も「攻め」か「守り」かはっきりしない
漠然とした印象で、
7回に前田智選手をベンチに下げて「守備固め」する一方で、
宮崎投手は続投という明確な意図が感じられないあたり、
指揮官自身が迷走状態にハマっているような印象受けました。

勝っていないチームだから試合運びが迷走するのか?
試合運びが下手だから、結果として勝てないのか?
いずれにせよ、この連敗で借金は今季最多タイの5となり、
交流戦前の5割復帰も無くなりました。

密かに北京五輪における「星野ジャパン」召集という
間隙を突いての浮上に一途の望みを賭けてはいるものの、
肝心のチーム状態がこの体たらくでは多くは望めそうもなく、
このままズルズルと指定席に収まりかねない気がしてきました。

それでなくても、鬼門の交流戦前の最後の3連戦で、
対戦相手も投打に精彩を欠く巨人だけに、
温存した高橋、マエケンにルイス投手というローテで、
何とか勝ち越して交流戦に挑んでもらいたいです。


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★対阪神7回戦「雑な野球」でトラの息を吹き返させた手痛い敗戦

今日の敗戦は、チームにとっても大竹投手にとっても
手痛い1敗となってしまいました。

昨日の今日でこれだけ試合運びが変わってしまうのが、
悲しいかな「現状のチームの実力」であり、
安定した戦いぶりが維持できない以上、Aクラスは厳しいと
認めざるを得ませんね。

あれだけつながった打線が、一夜明けたら元の「拙攻」続き。
阪神先発の下柳投手の老獪さが一枚上手だったのか?
あるいは、昨日の8回の4点は、ひょっとすると
「捨て試合」と見限って、今日のための撒餌を撒くという
矢野捕手の罠だったのかも・・・などと思ったりもしました。

初回の立ち上がりは、明らかに昨日の勢いを持ち越していたのを
アレックス選手の「初球打ち併殺打」で自ら断ち切ってしまい、
続く2回もエラーで1点もらった後に
たたみ掛ける事ができなかった事でトラの息の根を止めるはずが
息を吹き返すきっかけを与えてしまった訳で、
今日の敗因は、攻撃陣に求めるべきでしょう。

結果だけ見れば、
「大竹投手が踏ん張りきれなかった」という事になるのでしょうが、
6回まで1失点なら最近の投球内容からして、
充分に「先発としての仕事」は果たしており及第点でしょう。

5/14 中国新聞 大竹
大竹、悪夢の七回 失策が発端、踏ん張れず−中国新聞

「エース候補」という目で見るから期待度が高くなりがちですが、
確かにシーボル選手のエラーは、言語道断ではあっても、
あのプレーで動揺して自らの野選でピンチを広げてしまったように、
味方のミスに動じて踏ん張れない「精神的な脆さ」を抱えていては、
野手陣との信頼関係の構築もままならないでしょうから、
とてもエースは務まらないでしょう。

大竹投手の登板時は、決まって打線の援護が遅いのも、
「信頼関係の現われ」という事なのかも知れません。

今年は開幕投手も務め、確かに成長の後は窺えるものの、
現状は「先発ローテが担える投手」が妥当な評価なので、
今年1年は、真のエースたる投球を続けるルイス投手の姿を見て、
「何が自分に足りないか?」しっかり学ん